受け入れの流れ

受け入れ前


組合にご加入いただき、実習生の受け入れのお申込みしていただきます。

企業様に応募条件をしっかりお聞きし、それに合う人材を募集致します。

その際選定日(面接日)をご指定ください。選定日のだいたい1週間程度前には応募者の情報をご覧いただけるよう準備致します。

選定(面接)は対面でもオンラインでもお受けいたしますが、1期生の場合はできればお手数ですがご渡航いただき対面をお勧め致します。理由はやはり画面からでは人間性は理解しづらく、どの職種の企業様でも失敗している例も多いからです。3期生くらいからは企業様も慣れてこられるので、オンラインでも問題ないと思います。

選定後はその場で雇用契約書をご締結いただきます。その後合格者は日本語会話の勉強や専門用語の勉強に進みます。

組合は企業様のご支援をしながら実習計画の作成・申請、日本へ来るためのビザの手続きの書類の作成・申請を行います。
実習生の勉強期間は6カ月で、修了するころにたいてい来日許可が出ます。目安として申し込みから来日までは半年程度と言われておりますが、書類審査の都合で少し早くなる場合も遅くなる場合もあります。

早くなっても実習生は6カ月しっかり勉強しますが、遅くなった場合は少し待機となる場合もあります。

来日後はすぐに入社できるわけではなく、国で決まっている入国後講習を受講します。そこでは日本語の復習と実践、生活ルールの理解(ごみの捨て方等)や保険に対する考え方等の勉強をします。

そのプログラムが1カ月あり、その後入社(配属)となります。

受け入れ後


1年目(技能実習1号)は1カ月の入国後講習を受けるため、11カ月の在籍となります。その1年目を終える前に技能検定という、どこまで技術を習得できたかという試験を受けます。

こちらは実技と学科があり、両方合格できないと帰国となるのですが再試験もあるので1回で判定されることはありません。

あまり不合格は出ないのですが、もし不合格だった場合は企業様にも少しお手伝いいただき合格に向けて頑張らせます。

試験合格後の2年目(技能実習2号1年目)はスキルアップしたものをさらに磨く実習をしていただきます。

3年目(技能実習2号2年目)はスキルアップが定着しているかという点を判断するために専門的な技能検定を受けます。

現在では3年で帰国する実習生でもこの試験は義務付けられているので、企業様にもご理解いただき受験させてください。

この専門的な技能検定に合格した実習生は「特定技能」というビザが取得でき、さらに5年在籍できるというメリットもあります。


4・5年目(技能実習3号)も技能実習はできるのですが、企業様が国から「優良企業」の認定をいただかなければならないので、1期生では難しいとお考えください。もし3年目でまだまだ在籍させた場合は「特定技能」に切り替えができますから、そのときはまたご相談ください。